双子妊娠初期から中期にかけての妊娠生活※経験談から解説!

双子とは

”双子”には、大きく分けて、一卵性双生児と、二卵性双生児があります。

二卵性双生児

 なんらかの理由で2つ排卵された卵子がそれぞれ受精・着床し育ちます。

 この場合、胎盤は2つありそれぞれ独立し同じ子宮内で育ちます。

 双子妊娠のなかでは最もリスクが低いです。双子ですが、兄弟のような感じで全くそっくりになりま せん。男女の双子はすべて二卵性です。最近では、体外受精や人工受精により双子となるケースもあります。

 胎盤がそれぞれ独立し二つあり、それぞれの胎児を栄養している。

  また、赤ちゃんの部屋もそれぞれに独立してあります。

一卵性双生児

一つの卵子に受精、着床したのち、細胞分裂するタイミングで2つに分裂し二人に分かれるものです。

一卵性双生児では、胎盤は一つしか存在せず、二人で血液をとりあいし、一人が育つことができず亡くなってしまう場合や、逆に一人は血液をとりすぎて心肥大などを起こしてします場合もあるので

リスクが高いです。

さらに、二人の間に卵膜といって、薄い膜がある場合とない場合があります。卵膜がない場合は、

お互い自由に行き来できてしまうので、へその緒をお互いに巻いてしまい生死にかかわる可能性があり

最もリスクの高いものになります。

 一つの胎盤からへその緒がでてそれぞれの胎児に

    つながる。二人の間には、卵膜がある。

 一つの胎盤からそれぞれの胎児につながる。

   二人の間には何もなく、へその緒がからまる危険性が!

我が家の双子は、一卵性双生児で卵膜があるタイプでした。

双子妊娠の場合、一人の場合よりリスクが高いので、

妊婦健診の頻度も初期からずっと2週間に1回でした。

さらに、未熟児や早産のリスクも高いので、普通の産婦人科での出産はできないといわれました。

NICUのある施設での出産が必須と言われました。

双子の妊娠生活(初期)

上述したように、妊娠初期からNICUのある施設を紹介され、

2週間に1度の妊婦健診にいっていました。

妊娠初期は、はじめての妊娠ということもあり、何が”ふつう”で

何が、”異常”なのかもわからないことだらけでした。

・・・ただ、4人産んだ今となって思うと、一番若かったにもかかわらず

悪阻は一番つらかったです。

当時、電車で1時間ほどかけて通勤していた私でしたが、悪阻がひどく

各駅停車でいつでもトイレに行けたり、途中下車して休憩しながらでないと

通勤ができない状態でした。

食べ悪阻もあり、常に船酔いをしている気分で、空腹でも嘔吐、食べても嘔吐を

していましたが、空腹もかなりつらかったので、常に蒟蒻ゼリーとエチケット袋を

持ち歩いていました。(笑)

これは、双子に限ってのことではありませんが、悪阻はその人それぞれ。

私は体重が減って大変なことにはなりませんでしたが、後に管理入院をした際、

強度の妊娠悪阻の方々を目の当たりにしましたが、

一見妊婦には見えず、拒食症状態で苦しんでいる方々をみました。

妊娠は、他の命を自分自身に受け入れること。拒絶反応もあってしかるべきなんだなと感じました。

自分とは違う誰かを自分の体に受け入れる・・・神秘的ですよね。

悪阻の時期はお腹がでてくる前段階であり、当時は妊婦マークのキーホルダーもなく

気づいてもらうこともできず苦しい時期でしたが、

お腹の中に受け入れていくんだと思うと、おのずと愛しく思えてきたものです。

ちなみに、夫は結婚直後の妊娠に加え、双子の発覚で人知れずストレスを抱えた模様で

円形脱毛症を発症しました。

皮膚科受診し毛生え薬と写真撮影が私の日課でした(笑)

双子の妊娠生活(中期)

悪阻が少しずつマシになってくると、ぐんぐん、ずんずんお腹がでてきました。

一般に、安定期に入ると妊婦ヨガやスイミングなど運動もできると思っていましたし、

憧れもありましたが、主治医の先生に

『双子に安定期はない』と言われてしまいました。

当時私は、看護師3年目で夜勤ももちろんフルタイムで働いていました。

職場にも理解していただき、なるべく負担をかけないよう配慮をしていただきした。

おかげで、妊娠中特にトラブルもなく元気な妊娠生活を送ることができました。

お腹の双子も心配された、発育不良や血の取り合いもなく二人とも順調に育ってくれていました。

それにしても、ものすごいスピードでぐんぐんお腹が大きくなり、妊娠6か月ですでに

臨月と間違えられることがしばしば。実際、一人の子の臨月ほどのサイズになっていました。

そのころには、徐々に夫の覚悟もできてきたようで、直径15㎝ほどに拡大していたクレーターが

徐々に産毛が生えだしてきました。

次回、妊娠後期・出産を書いていきたいと思います。

私のブログは双子を含む子ども4人を育てながら看護師としてフルタイムで働いてきた

私の体験を通して、子育て中のすべての方の励みになれば・・・と思っております。

よろしくお願いいたします。

この記事を書いた人
働く4人子育てママ

看護師として15年以上集中治療室で働きながら、双子を含む子ども4人を育てるワーキングマザーです。双子育児や、不登校・起立性調節障害(OD)についての情報を提供していきます。
よろしくお願いします(^^)/

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