息子の不登校
今回は、私がブログを始めたきっかけについてお話したいと思います。
私は看護師として15年間集中治療室で働いてきました。
フルタイムで夜勤は週末だけ入ってました。
子ども4人は小6双子男子、小4女子、年中女子です。
夫は自営業。
小6男児の一人が、ある日突然、不登校になりました。
前触れもなく、突然でした。
部屋にバリケードを張って、泣きながら『もういやや!学校いかん!』と。
息子は、活発な性格で友達も多いほうですし、
6年間特にトラブルなく楽しんで行っているとばかり思っていた私。
なんのことかわからず、とりあえずその日は休ませることにしました。
ご飯をたべるよう促し、話を聞いてみることにしました。
友達、先生のことを言いましたが、話を聞く限り、息子が学校に行けないほどの
ダメージのある内容だとは思えませんでした。
私には言いにくいこともあるのかもと思いました。落ち着けば明日からまた
学校に行けるだろうと・・・
ところが、次の日も、その次の日も行けません。
・・・精神的なものなのか、なんのか・・・
担任の先生も心配して自宅まで来てくれたりしました。
精神科の受診を試みましたが、半年以上先まで予約がとれないところばかり。
思い返してみると、
仕事漬けの毎日を過ごしていた私。ここ数年は役職にもつき、
コロナのひどい時期には夜中に帰宅することもしばしばありました。
子どもとの時間を十分にとれていないとは感じていましたが、
こんなに突然やってくるものか。前兆に全く気付いてあげられなかったことに
ショックを受けました。
とにかく、話をする時間を増やしたり、気分転換に外にでかけたり。
試してみましたが、学校に行く時間、朝ベッドから起き上がることができない状態でした。
昼からはある程度元気で塾には、休まず行けていました。
もしかして、と思い、かかりつけのクリニックに受診。うつもあるが、起立性調節障害の可能性を指摘されました。
簡易の検査では、確定診断はおりませんでしたが、血圧はさがらず、脈拍がものすごくはやくなるタイプかもとのこと。
紹介状をもらい、専門外来のある医療センターを受診することになりました。
そこで確定診断。”起立性調節障害”(OD)の重症例だといわれました。
息子の不登校の原因は、”起立性調節障害”(OD)だったのです!!!!
これまで、悩み苦しんでいたのは、私だけでなく本人もまた苦しんでいました。
息子を支える双子の相方や妹も苦しんでいました。その原因がわかったことは大きな一歩といえました。
次回、起立性調節障害について詳しくお話したいと思います
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